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確か「長いお別れ」で出てきた台詞だと思うけど、あらためてチャンドラーの書く台詞はいちいちかっこいい。ギムレットはカクテルの名前でえ~今ウィキ調べたらジンとライムの酒らしくて、長いお別れのことも書いてるぞ、なになに「ギムレットには早すぎる<"I suppose it's a bit too early for a gimlet," he said.>」だと?まぁ翻訳だからどっちでもいいや。それに「ギムレットにはまだ早い」の方がかっこいい気がするな。

ところで、僕は最近思うのです。
「クリスマスにはまだ早い」と。
多少強引な導入だけど、まぁいいか。
まだ11月も中盤に突入したばっかりだっていうのに街はイルミネーションであふれたりしませんか?
みなさんの街はどうなんでしょう?
気がつけばカーラジオでもクリスマスの歌がちらほら聴こえるようになってきました。
早すぎませんか?
どうかしてると思うんですよね。ちょっといかれてるっていうか。

断っとくけど僕はクリスマス好きなんです。
なぜかカップルたちの素敵イベント的位置づけの日本のクリスマスより、もっと家族的な、もっと地域的なキリスト教圏内のクリスマスにすごく憧れがあるんです。
ディッケンズの「クリスマス・カロル」もカポーティの「クリスマスの思い出」も大好きなんです。「サンタが街にやってくる」も、ビング・クロスビーの「ホワイト・クリスマス」も大好きなんです。
わけなんてありません。
太陽とか冒険とかクリスマスとか黒いブーツが子供のときからただ単純に好きなだけさ、といった感じです。

緒方直人がナレーションをしていた時代(僕は中学~高校くらいでした)のTBS世界遺産で、北欧のどこかの小さな村のクリスマスの様子をやっていて、そこがどの国で何という村だったのかも忘れてしまったけど、タイトルが「世界で一番遅いクリスマス」だったというのは覚えている。録画して何度も見た。若い人はみんな出てしまったけど、クリスマスには戻ってきたり、戻ってこなかったり、身寄りのない老婆は近所の食料品店で一人だけのクリスマス・ディナーを拵え、何かの用事があって立ち寄った人に1杯のウォッカを飲ませていた。体を温めなくちゃいけないのだ。だってそこはとてもとても寒いから。ちゃちに聞こえるかもしれないけど、彼女の眼はとてもきれいでした。

だから、もっと特別なものにして欲しいんです。
もっと限られたものに。
限定性が美しさを際立てることって往々にあると思うんです。
一ヶ月以上もクリスマスキャンペーンやるなんて、なんかかなしくなってくるんです。
そこに金の匂いしかしないから。
そうなんだよな、結局キャンペーンなんだし、こういう社会でこういう嘆き方しても虚しいだけなんだけど、僕はとにかく何かしなければならないと思ってます。
そこで、まず石油ストーブを手に入れようと思ってます。


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