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「いつか貴女はあの男を愛さなくなるだろう」と、ベルナールは静かに言った。
「そして、いつかまた僕も貴女を愛さなくなるだろう。我々はまたもや孤独になる。それでも同じことなのだ。そこに、また、流れ去った1年の月日があるだけなのだ。」

「ええ、わかってるわ」と、ジョゼが言った。


~間奏~


いくつぐらいだっただろう。
14か15ぐらいだったろうか。
彼女はよく、あのポプラの下に寝転がって、両足を幹に立て掛け、風に揺れる頭上の無数の小さい葉を眺めた。
風はずっと高いところで、か細くて今にも吹き飛んでしまいそうな木のてっぺんを、一緒にお辞儀させた。



「ジョゼと虎と魚たち」
(Original Sound Track) M4.サガン





CDではジョゼ役の池脇千鶴が朗読している。
僕は暗唱できるほど聴きこんでいる。



つい最近、原作の田辺聖子による「ジョゼと虎と魚たち」を読んだ。
映画は随分前に見てて、わりと好きで、サントラはくるりだし、そのCDも買ってしまった。
小説は短編集になっていて、どれもよかった。
ジョゼに関してはストーリーが結構違っていた。
僕は小説の方が断然よかった。
なかなかオリジナルを超える映画ってないんだな。
それでもこの映画の空気感というかテンポというか、そういうのはすごくいい。
何にもましてこの文章がいい。
特に間奏の後のポプラの描写がたまらなくいい。


ジョゼと虎と魚たち(Oirginal Sound Track)ジョゼと虎と魚たち(Oirginal Sound Track)
(2003/11/05)
サントラくるり

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ジョゼと虎と魚たち (角川文庫)ジョゼと虎と魚たち (角川文庫)
(1987/01)
田辺 聖子

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