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worldcanbesowonderful



気がつけば短編やショートフィルムが好きになっていた。
いつからだろう?
僕は思い出せる。
京都までの帰りの阪急の中で読むために梅田のジュンク堂で何気なく手を取った江國香織の「すいかの匂い」という短編を読んだのがきっかけだった。
それは言わばコンセプチュアルなもので確か夏と少女という共通項があったと記憶する。
全く話の関係のない話が収められた短編も好きだ。
とにかく短編が好きだ。
なぜだろう?
考えてみる。
読みやすいから?確かに。でもそれだけじゃない気がする。
全体が短い分シーンの一つ一つが濃い(と感じる)からなのかもしれない。
カポーティ「ティファニーで朝食を」「夜の樹」、フィッツジェラルド短編集、村上竜「空港にて」…
まだまだ好きなのはたくさんある。
中でもサリンジャーの「ナイン・ストーリーズ」は最高だ。
自慢できるほど長い読書人生ではないけれど、この九つのショートストーリーが収められた一冊の本を読んだ時の興奮ーそれは静かにやってくる-を僕は他に味わったことは無い。

そんな具合に短いストーリーがいくつか収められた映画も好きだ。
小説に比べて見た数は少ないけど好きだ。
ジム・ジャームッシュの「コーヒー・アンド・シガレッツ」を最初に見てしまったからだと思う。

今日「世界はときどき美しい」という邦画を見た。
改めてわかったこと。
僕はショートフィルムが好きだということと世界はときどき美しいということ。
「さあ泣かしてやるぞ」という惨めなほどの気負いはゼロで見ているこちらが自然とやさしくなれてじわりと涙が溜まるような、そんなとてもいい映画だった。
少しぐらい寝る時間が減ったって構わないから僕は何度でもやさしい気持ちになりたい。
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