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今更ながらパウロ・コエーリョの「アルケミスト」を読んで、「モモ」を読んだときのような素敵な気分になった。
先輩から借りてしゃーなしで読んだ伊坂幸太郎「陽気なギャングが地球を回す」を読んでた時間がもったいない。これほど面白くない小説も久しぶりだった。このつまらなさについてなら5時間は喋れるけど、いい本についての魅力を喋るというのは難しい。でも喋りたい。というか、床がいい感じに擦れた喫茶店の珈琲でも飲みながら共有したい。
読んだことないけど「星の王子様」も多分いいんだろうな。




アルケミスト?夢を旅した少年 (角川文庫?角川文庫ソフィア)アルケミスト?夢を旅した少年 (角川文庫?角川文庫ソフィア)
(1997/02)
パウロ コエーリョ

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間違いなく今、人生におけるかなり悪い時期がきていて、何もかもがうまくいかない。
どうしたもんかな。
仕事があるだけまし、俺に比べりゃまだまし、という人もいるだろうけど、そんなもん他人と比べようもない。だってその陰鬱パワーは1gにつき○○ナンチャラの毒があり、致死量は△△グラムになる、のような青酸カリ致死量的指標は当てはまりようもないから。良くも悪くも毒は僕が作り出したもので、僕にだけ向けられているものだから。

それで頭の中がぐるぐるとおかしくなりそうだったから、何も考えずにずっと火を見ていたくなって、前の日曜日に焚火ができる場所を探しに原付に股がり3時間近くひたすらと非都会を目指した。

ただ、結果から言うと焚火はできなかった。
当然のことだけど、どの森もどの林もそれは個人か行政の保有物であって、それだけならまだしも、どこにだって人がいた。誰もいないところでひっそりとやりたいのに。

途中矢田川という川を見つけて流れに逆らって上流を目指していたら、予想した通り民家は段々少なくなって木々に囲まれた小川が春の陽光を反射しているような理想的な焚火ポイントをいくつも発見したけど、そこは健康優良高齢者のハイキングウォーキングコースになってて、とても火をおこせる雰囲気じゃなかった。

その山道の中に一軒のギャラリー兼喫茶店のようなお店があって、珈琲(400円)を頼むとお好み焼きが一緒についてきたからそれを昼飯代わりに食べながら「さて、どうしたもんかな」と思っていたら登山姿のおじいちゃんおばあちゃんが7人くらい入ってきた。すると、その店の女主人は、この土地(愛知県瀬戸市)が武田信玄にまつわるとても重要な地で、皇室の本当の起源がここにあり、邪馬台国はかつてここにあって、源氏物語もここを舞台に書かれた、なんたって源氏も平家もここの出だから云々という講義を昔の地図やwikipediaのコピー(!)やら自著(すごいね)を持ち出して始めだした。ちゃちゃを入れたいとも少し思ったけど、あまりにブッ飛びすぎていたから唯黙って(時には愛想だけの相づちをして)聞いていたけど、あまり嫌な気分はしなかった。現実離れしすぎていたからかもしれない。図らずも不思議な時間を過ごすことになった。いいね、狂えてて。うらやましい。

2時になるとお会計を済まし(飲食代は賽銭箱に入れるシステムになっている。それが信玄公への供養になるのだ)外に出ると、4,5軒しか家のない山野の集落に春の初めの優しく温かな光が注いでいて、僕は素直にそれを美しいと思えたし、胸のわだかまりも幾分和らいでいたから、焚火は帰り道でいいポイントがあればそこですることにして、積極的に探すのはもう止めておこうという気持ちになった。
でも、15分も走れば幹線道路と巨大スーパーが見えてきて徐々に建物の背は高くなっていった。つまり、焚火は絶望的となった。

初めから分かっていたけど、何も考えない、というのは土台無理な話なんだろう。
こう言っちゃ元も子もないけど、そもそも焚火云々の前にね。
でもなんか期待してしまった。あと、純粋に火が見たかった。

「純粋に火が見たいんです」と言うと、かの信玄公を信奉する女主人に「あなたは昔密教の護摩師だったんじゃないの?」と言われた。それもいいな、と思ったから「そうだったらいいですね。」と言ったら、女主人は唐突に小さい頃京都に旅行したときの話をおしえてくれた。京都行きの電車の中で彼女は見渡す限り蓮の花一面の風景を見てひどく感動し、その風景が今でもそのまま彼女の頭に貼り付いてしまっているらしい。「どの辺でしょう?」と聞くと、当時まだ小さくてどこだったかもわからないそうだ。「多分今ではなくなっているわよ。」と女主人。僕は黙って頷いておく。名古屋~京都間は何度も行き来してるけど蓮の花なんて一度も見たことがなかった。
「それともう一つ」と女主人は続けた。「戦後のごたごたの名残がまだある京都で親戚の叔母さんがあんぱんを買ってきてくれたの。もちろんあんぱんなんて見るのは初めてだし、何よりそれが本当においしかったの。」


今僕が一番心惹かれていること、それは焚火。
なんだか無性に焚火したい。
段ボールいっぱいのTimTamを食べるよりも焚火がしたい。
多分身近なきっかけとしては、初日の出を見に行った時に知らない誰かが焚火しながら日の出を待っている情景で、海辺の焚火が「神の子どもたちはみな踊る」の中のワンシーンを思い出させたからだと思う。

でも、もともと僕は昔から焚火が好きだった。
中学生の頃まで、何を燃やしているのか刈り終わった後の秋の田んぼの真ん中や、アスファルトの脇にも落ち葉が集められ、そこから呑気な白い煙が間抜けなぐらい細く昇っている風景をよく見た。
枯れ葉の燃える匂いは何とも言えない。紛れもなく秋の匂いそのもので、金木犀の香りに負けず劣らず1つの(僕にとっては)重要な意味を持つ季節の到来を告げるものだった。誰も好き好んで夏に葉を木から落としてまで燃したりはしない。
だからと言って、何も秋の匂いを味わいたいから焚火をしたいのではない。
何故かは分からないけど焚火がしたいのだ。
それが「惹かれる」というものだと思う。

僕は想像する。
誰もいない川辺に行って(何しろ海は遠すぎるし、公園では焚火は禁止されている)落ち葉を集め、木を組み新聞紙に火をつけそれに投げ入れる情景を。念のために石で囲いを作り、その中でチリチリと音を立て始める枯れ葉と次第に炭と化していく何本かの枝。
その炎に手を当ててただただ暖まりたい。
その時一体自分が何を考えているか見当もつかないけど、できれば何も考えずゆらゆら揺れる炎と立ち上るであろう細く白い煙を眺めていたい。きっと口笛ぐらいは吹くだろう。

とにかく、こういう風に僕は今焚火に惹かれている。
決行は3/15日曜日の予定。


なるトモがもうすぐ終わるらしい…
始まったのは2004年5月のことらしい。
僕が大学に入学したのが同じ年の4月で、卒業するまでかなり見ていたと思う。
9時55分~11時17分(多分)の番組だから午前中の講義があるときは見れなかったけど、なるべく午後からの講義取るようにしてたし(番組を見るためじゃないけど結果的にそのお陰で)、なんやかやで本当によく見てた。
基本的にワイドショーが嫌いなのに、この番組だけはおもしろかった。
特にメッセンジャー黒田の出る月曜日が一番好きやったな。

今でもそうだと思うけど、深夜とかで人気が出始めた大阪の芸人さんがこの番組に出ると知名度が上がるし、そっから徐々に売れて行った人ってかなりいると思う。なにしろ人気番組だったから。
あとあんまり関係ないけど芸能タイムカプセルの音楽がヤッターマンだと知ったのはだいぶ後のことで、それで三浦アナはあの声マネをしてたんだな、とも思ったりした。

仕事を始めると平日の午前中テレビ見るなんて不可能やから大分遠ざかっていたら、いつの間にか陣内が番組を卒業していた。
それでやっぱり数字に影響あったのか、番組も3月いっぱいで終わるとのこと。
う~ん、寂しい。

今youtubeで陣内卒業の映像見たら、サプライズとか言って山崎邦正が「永久にともに」を歌ってて、初っ端で邦正が泣き出すと笑いが起こったけどみんなじわじわ泣いていって、そんなん見せられたらこっちだって不覚にウルルンになってしまった…!
泣き笑いは一番こたえる。
ああ~やっぱり寂しいな~。



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